




【概要】
金沢の彫金師・竹俣勇壱による、芸術性と機能性を見事に調和させた美しいマドラー。全長20cm、幅1.2cmという洗練されたプロポーションは、その細さが生み出す優美な佇まいと、ステンレス素材がもたらす確かな強度を兼ね備えています。鍛金技法により丹念に打ち込まれた模様と特殊な仕上げ処理が、現代的な清潔感とアンティークの趣を絶妙なバランスで表現した逸品です。
【商品のおすすめポイント】
職人の手による鍛金技法と工業技術を融合させた独自の製法により、一点一点に宿る個性的な表情が特徴です。新潟県燕市の工場での鍛造工程と、工房での繊細な仕上げ加工を組み合わせることで、大量生産品では決して得られない品格と、現代の生活に即した実用性を実現しています。先端部分は小さなスプーン状になっており、機能性も考慮された設計となっています。
【おすすめの使いかた】
カクテルやモクテルの調合時に、氷を優雅にステアしながら適度な冷却と撹拌を実現します。ハイボールやレモネードなどの飲み物作りでは、柑橘系の果実を潰して風味を引き出したり、果肉や種子をすくい取ったりするのに重宝します。また、アイスコーヒーやティーなどホットドリンクの場面でも、その長めの柄が使い勝手の良さを発揮します。来客時には、茶托に添えてさりげなくお出しすれば、洗練されたおもてなしを演出できます。
【他の商品との違い】
一般的なバーツールやマドラーとは一線を画す、芸術的な存在感が特徴です。敢えて「使いにくさ」を意識した繊細なデザインは、使う人の所作を自然と丁寧にし、日常に特別な緊張感をもたらします。ステンレス素材の採用により、真鍮製品と異なり特別なケアが不要で、実用的な耐久性も確保。和洋を問わない普遍的な美しさは、様々な器や空間に調和します。
【作家紹介】
金沢生まれの竹俣勇壱氏は、伝統的な金工技術を基礎としながら、現代の暮らしに寄り添う工芸品の制作を手がけています。1995年に彫金を学び始め、アクセサリー制作を経て、2002年に独立。以来、ジュエリーから生活道具まで、幅広い作品を生み出しています。金属加工の確かな技術と、現代的なデザインセンスを融合させた作品は、国内外で高い評価を受けています。
【留意点】
・手作業による仕上げのため、それぞれに個体差があります
・ステンレス製で耐久性は高いものの、変形を防ぐため過度な力はお控えください
・食器洗浄機での洗浄は可能ですが、風合いを長く保つため手洗いを推奨します
・研磨剤入りの洗剤使用は避け、柔らかい布での拭き取りをお勧めします