【概要】 伝統的な金工技術と現代的なデザインセンスが融合した銅製の丸型茶托です。職人・竹俣勇壱氏の手によって一点一点丹念に仕上げられ、シンプルな円形のフォルムと銅特有の深みのある色合いが特徴的な逸品です。銅素材がもたらす独特の風合いと温かみは、使い込むほどに深い味わいを増していきます。 【商品のおすすめポイント】 銅素材ならではの、やわらかく深みのある色調が特徴です。真鍮版と比べて、より温かみのある赤みを帯びた色味は、時を重ねるごとに独特の艶と深い色合いへと変化していきます。職人の手仕事による繊細な仕上げと相まって、一点一点が異なる表情を見せます。内径4.7cmという絶妙なサイズ感は様々な器に対応でき、銅素材特有の熱伝導性の高さは、冷たい飲み物を楽しむ際にも活きてきます。 【おすすめの使いかた】 温かい飲み物との相性はもちろん、冷たい飲み物を楽しむ夏のシーンでも活躍します。銅の優れた熱伝導性により、グラスの結露を受け止め、テーブルを美しく保ちます。また、銅特有の色合いは、白や黒、深い色味の器との組み合わせで際立ち、食卓に深みのある表情をもたらします。アンティーク調の家具や、木製のテーブルとも自然に調和し、落ち着いた空間を演出します。 【他の商品との違い】 真鍮版と比較して、より柔らかな質感と深みのある色合いが特徴です。経年変化による色の移り変わりも、真鍮版とは異なる独自の味わいを見せます。銅特有の優れた熱伝導性は、使用時の温度変化をより敏感に伝え、飲み物の温度を感じる楽しみも加わります。また、酸化による緑青（ろくしょう）の発生は、真鍮版より顕著に現れる可能性があるため、より丁寧なケアが必要となります。 【作家紹介】 金沢生まれの竹俣勇壱氏は、伝統的な金工技術を基礎としながら、現代の暮らしに寄り添う工芸品の制作を手がけています。1995年に彫金を学び始め、アクセサリー制作を経て、2002年に独立。以来、ジュエリーから生活道具まで、幅広い作品を生み出しています。金属加工の確かな技術と、現代的なデザインセンスを融合させた作品は、国内外で高い評価を受けています。 【留意点】 ・手作業による製作のため、鑢目や鎚目模様など、仕上がりには個体差があります。 ・経年変化により、銅特有の色の変化や風合いの深まりが生じます。 ・真鍮版以上に水分との反応が敏感なため、使用後は特に入念な水分の拭き取りが必要です。 ・緑青が気になる場合は、市販の研磨剤での磨き直しが可能です。 ・商品は店舗との在庫共有のため、タイミングによっては品切れの可能性があります。